べっぷ しんすけ
1847-1877 享年31歳。
□通称:景長
□薩摩藩士。
別府十郎の次男として生まれる。
長兄は別府九郎。
従兄の桐野利秋とは実の兄よりも仲が良かったという。
戊辰戦争で薩摩隊に参軍し、奥羽戦
線に参戦した。
□明治政府では、近衛陸軍大尉→近衛
陸軍少佐へと昇進していった。
□旧武士の落ちぶれなど社会経済が行き
詰まると征韓論という打開策を打ち出し
、国富優先を主張する大久保、岩倉らと
対立。
激しい国政論争の結果、敗北。新政府
から離れた。
□郷里の薩摩で私学校創立に尽力。英才
を育てるべく西郷隆盛に協力した。
しかし、西南戦争が勃発。敗北一色とな
った事を察し、自刃した。