久世 広周

くぜ ひろちか

1819-1864 享年56歳。

□通称:謙吉

□官位:従五位下・隠岐守、出雲守、従四位下・大和守、侍従

□旗本・大草高好の次男として生まれる。

 1830年文政13年、関宿藩主・久世広運の末期養子となり、家督を継いだ。

□老中として、阿部正弘らと共に、井伊直弼の推し進める日米通商条約、将軍継嗣問題にあたって、意見が対立し、罷免された。

老中として、日米通商条約、将軍継嗣
  問題にあたったが、罷免された。

□再任を果たし、公武合体策を推進し、
  和宮の将軍降嫁の大役を務めた。

□隠居後、在職中の罪を追求され、永蟄
  居処分となった。

公武合体策を推し進めたが、諸藩の強い反発を招き、
責任を取り、幕職を辞任した。