
おおくぼ いちおう
1818-1888 享年71歳。
□通称:市三郎、忠寛
□官位:従五位下・志摩守、右近衛将監、伊勢守、越中守、正五位、従四位、正四位、従三位、子爵、勲二等
□老中・阿部正弘に登用され、諸奉行職
を歴任した。
□開明派官僚として活躍。大政奉還の必
要性を主張する。
□のち剃髪して隠居するが、朝幕非戦の立
場の下、活動する。
□新政府軍東征の際、和宮の安全を依頼さ
れるなど幕府などから一目置かれる立
場となっていた。
□会計総裁の任に就き、徳川家のため
尽力す。
□勝海舟、山岡鉄舟らと並ぶ徳川柱石の臣
であった。

↑大久保一翁
幕政改革を推進し、幕府内でも屈指の人物として、
諸藩より一目置かれた。
