たかはし たいちろう
1814-1860 享年47歳。
□通称:愛諸、敬卿、柚門、磯辺三郎兵衛
□水戸藩士・高橋諸住の長男として生まれる。
藤田幽谷の門弟・國友善庵や藤田東湖に水戸学を学ぶ。
尊皇攘夷論に傾倒する。
改革派屈指の秀才として、周囲から期待を受ける。
□1839年天保10年、家督を継ぎ、藩主・徳川家斉に抜擢され、
床几回組に属する。 その後、
□弘化の乱に際し、水戸藩主・徳川斉昭
の無実を訴え、禁固処分となる。
□大老・井伊直弼が斉昭、水戸家老・安島
帯刀らの断罪を行うと、薩摩藩士と井
伊大老襲撃を謀議する。
□変後、幕府の追及を受け、息子・庄左衛門と共に自刃した。
辞世の歌は「鳥が鳴く あづま健夫の まごころは 鹿島の里の あなたとぞ知れ」